集英社コバルト文庫
4月新刊
『隻眼の皇帝』
(せきがんのこうてい)
イラスト:小島榊先生

リアランの王ヴィシュタリ・アールパードは現在ローマ帝国皇帝カール=レオンハルト(オットー三世)の前に立っていた。静かな夜、リアランの王は大胆にもローマ皇帝に、とある提案を持ちかける。かのイシュトヴァーンの竜剣を、息子ヴァイク・ルー王子の手から取り戻すために…!!

桜色のちっちゃな竜の姿になったアンドラーシュをはじめ、逃亡のために少女の姿に身をやつすヴァイク・ルー王子など、けっこう楽しい巻になりました。
今回の最大の見どころはなんといってもタイトルの人、隻眼の皇帝ですが、その皇帝に仕える騎士エーリッヒも役回りとしてはおいしいかもしれません。
書いていて楽しかったのは、教育官ラウレンティウスと天才料理人トカイの会話。同業(間諜)のこの二人は、なんだかプロ意識のある男同士って感じがして、実はけっこう筆者的に萌えどころなのでしたvv
小島榊先生のイラストが今回も素晴らしい仕上がりで、私たちの目を魅了してくれます。
リアランシリーズ第3弾! 新メンバーを加えて発進します!
どうぞお楽しみに…!

リアランの竜騎士と少年王
第3巻
『隻眼の皇帝』
2005.4.1.金
全国書店にて
発売開始!

次巻『宿命の恋人』は
6/1(水)発売決定!
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