■沙漫沙■恋人たちのファンタジー・ヒストリカルシリーズ

■恋人たちのファンタジー・ヒストリカルシリーズ■

	『愛は　神聖文字（ﾋｴﾛｸﾞﾘﾌ）に導かれて』集英社コバルト文庫 2009年12月刊イラスト：由利子神殿で書記（セシュ）として働くナナクト。地味で役に立たない自分に引け目を感じている彼女には、ただ一つ、特別な力がある。神さまの声を伝える文字～宙に浮かぶ神聖文字（ヒエログリフ）～を読むことができるのだ。だが、そんな力を持っていたがために、大変な事件に巻き込まれることになってしまう。ある日、ファラオの危機を知って急いで神殿に駆けつけたナナクトは、誤解が元で暗殺者の疑いをかけられ、容疑が晴れるまで、第一王子のソカリスと行動を共にすることになってしまい…!? 永遠のハッピーエンド・ラブロマンス！
	『愛はロココの薔薇に導かれて』集英社コバルト文庫 2010年3月刊イラスト：由利子リゼット・ココ・ロマンは、お花とおしゃべりして、お花を元気にしちゃうっていう、ちょっぴり不思議な能力の持ち主。そんなリゼットには、母親譲りの庭園造りの才能があって、それがフランス国王ルイ15世陛下の寵姫、ポンパドゥール侯爵夫人の目に止まり、なんとヴェルサイユ宮殿に行くことに！フランス宮廷では、女性の社交界デビューはまず結婚してから。というわけで、リゼットはポンパドゥール侯爵夫人に夫となる人を紹介されます。それが、リシュリュー公爵の後継者、ヴァランタン子爵、ラウール・ド・ヴァランタン！美貌の青年将校ラウールは、かつての戦争での負傷が元で美貌を損なわれ、『ヴェルサイユの魔物（タナトス）』などと呼ばれる人物。さぁ、そんな二人の愛のゆくえは…？？ヴェルサイユ・ハッピーエンド・ラブロマンス！
	『愛は沙漠の風に導かれて』集英社コバルト文庫 2010年9月刊イラスト：由利子古い歴史を持つ、沙漠の王国サッファール。今やこの国は危機的な状況にあった。王が行方不明になり、大臣たちの裏切りが次々と発覚。末の王女アイーシャは、国を救うため、伝説の"妖霊（ジン）"と、禁忌の契約を交わしてしまう。その秘密を護衛隊長のイスファと共有するうち、二人の心には密やかな絆が生まれ始め…。一方、アイーシャ姫には隣国のジャマル王との政略結婚が決まっていて…!? 激動のアラビアン・ファンタジー・ラブ！！
	『愛は英国公爵の瞳に導かれて』集英社コバルト文庫 2011年1月刊イラスト：由利子舞台は19世紀イギリス、ヴィクトリア女王の時代。誰にも内緒で小説を書くことを趣味にする少女・アリス。家が没落したため、家庭教師として働き、家族を支える。彼女はある日、舞踏会で"鋼鉄のプリンス"と呼ばれるウィンダミア公爵と出会う。彼の第一印象は最悪なものだったが、翌日、アリスのもとに侯爵家から使者がやってくる。アリスが小説を書くことを知った公爵は、彼女を秘書として邸に迎えたいと言ってきて…!? ヴィクトリアン・クリスマス・ラブ！！
	『愛は英国子爵の嘘に導かれて』集英社コバルト文庫 2011年10月刊イラスト：由利子舞台は19世紀イギリス、ヴィクトリア女王の時代。ロンドンの下町で看板絵描きの仕事をしていたルル。貧しいながらもひたむきに生きてきたが、ある時、育ての父の借金のカタに売られそうになってしまう。危ないところを救ってくれたのは、天使のような金髪のベリック子爵アーサー。だが、なぜか彼はそのままルルを邸に連れ去り、「君は私の花嫁になるのだ」と一方的に結婚を宣言！！戸惑うルルは、爵位をめぐる陰謀に巻き込まれることに…!? 赤毛の看板絵描きルル・アップルトンと、謎の英国子爵アーサー・ベリック。身分ちがいの二人の出逢いは、路地裏ロンドンの雪の中…！
	『愛は英国執事の孤独に導かれて』集英社コバルト文庫 2012年3月刊イラスト：由利子英国子爵アーサーについてアメリカに渡った執事ミシェルは、事業に成功し、大富豪となった後も、ベリック子爵家の執事を続けていた。ベリック子爵アーサーやその夫人ルルはミシェルに家族を作るようすすめるが、ミシェルは聞く耳を持たない。そんなある日、ヴァーモント州に近いエデンの森のエデン湖で、ミシェルはレイラ・ワグナーに出逢う…。愛を持たない執事ミシェルと、女性記者レイラの愛の物語。
	『愛は英国妖精の呪いに導かれて』集英社コバルト文庫 2012年11月刊イラスト：由利子エリカは、貴族の子女には珍しい変わり者の理系女子。恋にはたいして興味もなく、親の言いなりに結婚しようとしていた矢先、仮面舞踏会の席で、突然何者かにキスされてしまう。エリカの唇を奪ったのは、エリカの家と敵対している（？）ウェントワース公爵家の後継者ナイジェルだった。エリカの名誉を守るため、偽装婚約することになった二人。正反対の性格の二人は次第に惹かれ合うものの、家同士の対立は根深くて……!?

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