■蒼のシリーズ■

『蒼のソナチネ』

集英社コバルト文庫
1998年8月刊
イラスト:禾田みちる



武之内グループの1人息子・翼はヴァイオリンのレッスンの帰り、遼(はるか)という強烈な印象の少年に出逢う。
2年後、すっかり変貌した遼に再会するが、翼は彼に誘拐されてしまい…!?

『蒼のプレリュード』

集英社コバルト文庫
1998年11月刊
イラスト:禾田みちる



新宿歌舞伎町、翼はチャイナマフィアの抗争に巻き込まれ撃たれてしまう。気づけば遼に看病され、翼はそこで衝撃の真実を知らされる。
遼と自分は実の兄弟で、今の母も実の母ではない…?

『蒼のラプソディ』

集英社コバルト文庫
1999年2月刊
イラスト:禾田みちる



「この世の果てまで連れてってやるよ」耳元にささやかれた遼の言葉が甲板の風に舞う。
翼は遼といるために全てを捨て、香港へ向かうコンテナ船へと乗り込む。心は海の波のように揺れ。

『蒼のノクターン』

集英社コバルト文庫
1999年4月刊
イラスト:禾田みちる



香港から上海へ。追っ手から逃れるふたりに束の間の心の交流の日々が訪れる。だがそれも長くは続かず。
翼と遼をめぐる様々な謎が今解き明かされる! 蒼龍(ツァンロン)の秘密とは!?

『蒼のアリア』

集英社コバルト文庫
1999年10月刊
イラスト:禾田みちる



舞台はふたたび東京、全寮制の男子校宝生学院。トップの成績で入学してきた遼は、校内でも3年の兄翼を激しく翻弄する。翼は選択を迫られ、混乱し…。

『蒼のルフラン』

集英社コバルト文庫
1999年11月刊
イラスト:禾田みちる



たった一晩で世界は変わってしまった…。全てを信じるという翼の決意は遼の心を動かし、ふたりは結ばれる。
全寮制の校内で密やかに育まれる愛のゆくえは。

『蒼のトッカータ』

集英社コバルト文庫
2000年2月刊
イラスト:禾田みちる



宝生学院校内での甘い陶酔の日々も長くは続かない。
訣別の日。遼は翼に別れを告げ、ふたりは新たな愛憎の運命をたどることになる。

『蒼のカデンツァ』

集英社コバルト文庫
2000年5月刊
イラスト:禾田みちる



破壊の龍・緋龍が翼の内で目覚める。そのとき遼は。
運命は自分で決める。ふたりそれぞれに岐路が訪れ、翼は新たなる一歩を
踏み出すことになり…。
クライマックス間近!

『蒼のスケルツォ』

集英社コバルト文庫
2000年8月刊
イラスト:禾田みちる



"来い翼、お前を連れていく"遼は闇に囚われ、翼を破滅へと導く。
ふたりの奏でる運命の交響詩が、今ここに完結!
永遠の音楽に彩られたシリーズ最終巻。


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